■今さら人に聞けない?!「NGOって何?」
NGOは“Non Governmental Organization”(非政府組織)の略で、国連憲章第71条に定義されている国連の正式用語です。国際連合において世界の経済および社会問題全般に関わる議決や勧告を行う「国際連合経済社会理事会」との協議資格を持つ団体のうち、特に非政府機関を指す用語として設定されました。現在では、国連機関との協議資格のあるなしに関わらず、以下のような活動を行っている、非政府、非営利の組織を指す言葉として使われることが多くなっています。
貧困や災害などで苦境にある人々が、自らの手で生活を向上できるよう、
1.資金や技術、メンタルサポートなどを提供する
2.救援物資などの配布を行う。
3.政府の政策に対して提言を行う。
4.社会に向けて啓発的なPRを行う
NGOの起源は、赤十字やセーブザチルドレン・プランのように、戦争等で発生した犠牲者や難民を助けようと市民が声を上げ、援助活動を始めたことに由来します。現代では国際問題が多様化し、貧困・教育・啓発・開発・難民救援などの様々な分野に分かれ、その問題に対して意識を共有する市民により組織された団体を、国際性のあるなしに関わらず、NGOと呼ぶことが慣例になりました。重要なポイントは、ただ物質的な支援を行うのではなく、「自立支援」のための活動であるということです。
■NGO法人とは?
NGOの定義を広義に捉えれば、その活動自体は個人でも行うことができます。しかし、その活動の国際性や守備範囲の広がり、他機関との連携の必要性などから、組織化、法人化が行われるようになり、認定制度や税金に関する特例などが定められるようになりました。法人化の申請は、事務所の所在地などによって都道府県の場合と内閣府の場合に分かれ、どちらかへの申請書提出、審議を経て、承認、設立の流れになります。
さらに、国税庁の指定する用件を満たすNGOは(認定NGO(NPO)法人と呼ばれます)、税制の優遇などが受けられるようになっています。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/npo.htm